事業内容

コンクリート

調査事例

雨漏り調査診断(店舗・住宅ビル)

1.調査目的

東京都内で、建物は鉄骨造の地上5階建て、1・2階が店舗、3階〜5階が住戸で、ヒアリングによると、1階店舗の天井から漏水です。
相談を受けたリフォーム会社は、原因と考えられるあらゆる所のシーリング材の打ち替えを実施しましたが、漏水は止まりませんでした。
このため、雨漏り原因を確実に突き止め改めて補修したいとのことで、弊社に雨漏り調査と診断の依頼がありました。

2.調査結果

お客様から弊社の雨漏り診断士がヒアリングを行った後、現場の状況を確認したところ、雨漏り原因候補が3箇所見つかりました。
その内1箇所に散水した時に途中階の2階で漏水を確認しました。
この事から時間を掛けて1階の天井に漏れてくると考えられます、その時の赤外線画像を下に示します。

熱画像 可視画像
熱画像 可視画像

工場改修に伴うスラブ下の排水管調査

1.調査目的

A県B市の工場地帯にある食品製造工場です。建物内外のコンクリートスラブ下に排水管が埋設されています。しかし、正確な敷設位置や系統、劣化状況が不明で、間仕切壁や製造機械の変更に当たり活用できるものなのか、補修の必要性、引替えあるいは廃止すべきものなのか判断がつきません。
このためスラブをまったく壊すことなく調査をして、埋設されている排水管と桝の現況図を作成、併せて劣化状況を診断しようとするものです。

2.調査内容

最初に、排水桝の位置や取付いている管の径、方向、配管種別(コンクリート管、塩ビ管など)の現状を目視で調べ、概況をつかみました。それから主としてパイプカメラ(長さ30m)を使用して、各管の分岐状況、内部の堆積物、ひび割れ等の不具合を調べ、画像として記録しました。
そして、結果を図面化、劣化状況等を診断して、写真も添付し報告書をまとめました。

3.調査結果

いずれの配管、桝ともに状態は良好で、構造的な沈下や段差、はずれはなく、部分的なひび割れがあった程度です。清掃状態は良好で、堆積物もありませんでした。
この結果、全排水管の使用が可能であることが明らかになり、この調査はコスト的にも環境的にも貢献することができ、お客様も満足されました。

雨漏り(漏水)調査

1.調査目的

首都圏のA県当局から昭和初期に建てられた鉄筋コンクリート構造でスクラッチタイル貼りの記念的建物の雨漏り調査のご依頼がありました。漏水は外壁開口部周りとエキスパンションジョイント部付近で、長期間に渡り応急処置をしてみても10箇所近くから通常の降雨時には壁が湿潤状態に、強風雨時には床に水が溜まるほどになり、建物利用上に支障が生じているとのことでした。
しかし予備調査の目視では明確な漏水経路は見当たらず、調査は困難の予想されるものでした。

2.調査内容

弊社は、予備調査での漏水状況のヒアリング結果や設計図書を照合して、漏水原因や調査場所、調査方法を特定して安全対策も含め「調査計画書」を作成し、当局の承認を得て着手しました。
調査方法は、外壁については高所作業車も使用し、圧力を掛けて散水して室内側から観察する方法と、補助的に赤外線カメラも採用しました。また、エキスパンションジョイント部では漏水箇所を特定するために、ファイバースコープも併用しました。

3.調査結果

現地での予備調査は1日、本調査は2日の計3日で終了しました。調査した結果、外壁開口部周り、エキスパンションジョイント部ともに、原因や経路が特定しました。
調査には、当局関係者のお立会いもいただき、弊社の専門的な雨漏り調査を高く評価され、無事に完了し、結果は報告書としてまとめ、提出しました。

地下車庫の構造調査

1.調査目的

A市の丘陵地の鉄筋コンクリート造の地下車庫付き宅地で、既存の住宅を建替えることになりました。
新しい住まいの設計ができあがり、建築基準法に基づく申請書を指定機関に提出したところ、建物下部にある車庫についての安全性の確認を求められました。車庫は30年ほど前のもので設計図面も構造計算書もありませんでした。

2.調査内容

「地下車庫構造安全調査」として実施した内容は、
(1)現況調査による平面・立面・断面図の作成
(2)目視と打診によるひび割れなどの実態調査
(3)X線撮影や電磁波レーダによる配筋調査(床・壁・天井の鉄筋径、間隔、かぶり厚さ等)
(4)コア採取法によるコンクリート圧縮強度・中性化試験
(5)配筋調査に基づく構造図の作成
(6)構造計算による安全性の確認
でした。

3.調査結果

この調査の結果、既存地下車庫の上部に新しく建築しても安全上問題がないことが確認され、関係法令の許可も下り、現在建替え工事中です。
なお、安全確認に関わる調査内容の詳細については、事前に指定機関と相談されることをお勧めします。

関連リンク


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